苅萱堂 密厳院 【高野・かつらぎ】

    Tel:0736-56-2202

平安末期の悲話『石童丸物語』と、県有形民俗文化財の人魚のミイラで知られるお堂

平安末期の悲話『石童丸物語』と、県有形民俗文化財の人魚のミイラで知られるお堂
奥の院の入り口、一の橋より西に位置する朱色の鮮やかな外観がこの刈萱堂(かりかやどう)。石童丸物語の哀しい話で知られる刈萱道心(かりかやどうしん)と石童丸ゆかりのお堂です。
石童丸の父である加藤左衛門繁氏は、筑紫の国の領主でしたが、わが身の罪の深さに驚き、出家して後に高野山に入山し、苅萱道心と称して修業の生活に入りました。父の出家直後に生まれた石童丸は十四歳のとき、父に会いたい一心で母千里とともに高野山へ旅に出ましたが、当時は女人禁制であった高野山の掟により、やむなく母を山麓の学文路(かむろ)の宿に残し、一人で父を捜し求めて山に登った石童丸は、御廟の橋で一人の僧と出会いました。
 
この僧こそが石童丸の父、苅萱道心その人だったのですが、浮世を捨てて仏門に励んでいた繁氏にとっては、親と名乗ることもできず、「そなたの父はすでにこの世にはいない。」と偽り、石童丸を母のもとに帰したという。そうして学文路に戻った石童丸を待っていたのは、母千里が急病で亡くなったという悲しい知らせでした。石童丸は高野山に戻って出家し、実の父とは知らずに刈萱道心について厳しい修行を積んだという。
この哀しい話は浄瑠璃「苅萱道心」や高野山苅萱堂縁起の仏教説話にも取り上げられ、現在も全国に語り伝えられ、人々の涙を誘っています。
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内観入り口

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苅萱堂の本院である密厳院

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石童丸母君の墓

インフォメーションInformation

名称 苅萱堂 密厳院 フリガナ カルカヤドウ ミツゴンイン
住所 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山478 TEL 0736-56-2202
E-mail お問い合せはこちら 拝観時間 境内自由
拝観料 無料 定休日 なし
施設情報 学ぶ シニア向け 駐車場あり トイレ

マップ&アクセス Map&Access

【阪和自動車道和歌山北ICより車で約90分】
【南海ケーブル高野駅から奥の院行きバスで約14分下車すぐ】