和歌山城【和歌山市】

白亜の三層の大天守閣を配し、今も昔も和歌山の人々を見守る名城

和歌山城
和歌山城
和歌山城
和歌山城

┃和歌山城
和歌山市の中心部に位置する『和歌山城』の天守閣からは、和歌山市外が一望できます。テレビドラマの影響か、つい「和歌山城=八代将軍徳川吉宗」と連想してしまい、築城も彼だと想像しがち。確かに徳川御三家のひとつ、紀州藩紀州徳川家の居城であったため、吉宗も和歌山歴代藩主の1人として和歌山城に住んでいた時代があります。だが築城は意外にも豊臣秀吉の命を受けた弟の秀長、というのは和歌山県人でもあまり認識していない史実。天正13年(1585年)の出来事でした。
その後、数々の歴史を経て今に至ります。城に桜は付きもの。現代では、3月下旬よりソメイヨシノ他約600本の桜が咲き乱れ、白い城壁にピンクの桜が映えます。桜まつり期間中はライトアップされ、夜桜も格別。松明の灯りの下、吉宗を筆頭に歴代藩主たちも桜を愛でたはず。紅葉もまた見事で、西の丸庭園(紅葉渓庭園)では、松下幸之助が寄贈した茶室(紅松庵)で、抹茶を頂きながら紅葉を眺める事もできます。 

┃天守閣
白亜の三層による大天守閣。和歌山城の天守閣は大天守、小天守、乾櫓(いぬいやぐら)、二の門櫓、楠門、多聞を連結させた連立式天守閣です。このような天守閣を持つのは、国宝の姫路城、国重要文化財の伊予松山城、そして和歌山城の3城だけ。現在の天守閣は和歌山大空襲で被害を受け、昭和33年に再建されたもの。内部には徳川ゆかりの品々を展示。天守閣からは和歌山市の街並みや緩やかに流れる紀の川が一望できます。

和歌山城

┃御橋廊下
藩の政庁や藩主の生活場所である二の丸と、紅葉渓庭園のある西の丸を行き来するために架けられた長さ約27m、幅約3mの橋。屋根が付いていて外からは見えないため、江戸時代には藩主とお付きの者だけが通る事ができる秘密の廊下でした。平成18年に再建。約11度の傾斜があり、斜めに架かる橋としては全国的にも珍しく、芸術的な御橋廊下と城郭を写真で撮る人も多いです。廊下と言いますが、斜めになっているため小さな段差による階段状の廊下になっています。

┃追廻門(おいまわしもん)
城内で唯一の赤門でかつては乗馬で入る事ができました。門外の「扇の芝」に騎射のための馬場があった事よりこの名前が残っていると言われています。冠木門(かぶきもん)形式で柱に冠木をのせ、その上に本瓦葺の屋根があり、左右に櫓がないのが特徴。また、二の丸の「御座の間(藩主の居所)」から見た時に、裏鬼門(南西)の方角にあたるため、魔よけのために赤く塗られたと言う説もあります。

┃岡口門
城に入るには5ヶ所の門があります。南東に位置する岡口門は、昭和32年に重要文化財に指定された楼門型の櫓門。土塀は門の右側に続き延長40mあり、12ヶ所の銃眼を設けています。一枚の石をくり抜いた銃眼は珍しく、国の重要文化財にも指定。そもそも浅野幸長が入城した時は表門として創建されましたが、徳川頼宣の入城と共に表門が一の橋になったため、裏門として改修され現在に至ります。

和歌山城

┃一の橋・大手門
和歌山城の入り口・一の橋は、けやき通りと本町通りの交差点「公園前」にある門と橋。明治42年に自然倒壊したが、昭和58年に再建工事により復元しました。門をくぐってすぐ右手に大きなクスノキがあります。これは「一の橋の樟樹」と言われ、幹の周囲7m、樹高25mの巨大な木。城内最大の樹木で推定樹齢は約450年以上と言われています。この木も紀州藩の栄華と和歌山市の歴史を見つめる物言わぬ語り部として、今も息づいています。

インフォメーション

名称 和歌山城
フリガナ ワカヤマジョウ
住所 〒640-8146 和歌山県和歌山市一番丁3
営業時間 9:00~17:30(入場は17:00まで)
定休日 12月29日から12月31日
料金 大人 410円  / 小人 200円(小・中学生)  ※30名以上で人数に応じ、団体割引となります。
駐車場 あり
トイレ あり
備考 公式サイト:http://wakayamajo.jp/index.html
お問い合わせ先 和歌山城天守閣 TEL:073-422-8979

地図

【阪和自動車道和歌山ICより車で約10分】 【JR和歌山駅、南海和歌山市駅よりバス「公園前」下車すぐ】

TICWAKAYAMA 和歌山旅案内所 TEL:073-422-0048

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